matsumushi house 02
梅雨の合間を縫って『松虫通の家』の地盤調査です。
敷地の中で5ヶ所のデータを採るのですが、よほど不整形でない限り建物の四つ角+中央の5ヶ所をポイントとします。
調査に立ち会っていると今は見えない元々の土地の形状がなんとなく見えてきます。敷地の庭側が少し下がっていて、データで見てもその辺りに元々の地形の折れ点と言うか等高線がある感じ。旗ざお地なので周りとの地盤関係があまり見えないのだけれども、その等高線のラインを辿って行くと確かに同じラインの辺りで道路も勾配があって、道もぐっとカーブしている。
更地になった時にいつも現れるゲニウスロキ。
工事が進んで建物が建ってしまうとまた感じなくなるんだけど、古家が取り壊されて、土地があらわになったこの時に、そしてその地盤を深く調査した時に、データとともに彼は現れるのです。
旗ざおの『さお』の部分では紫陽花が花盛り。
車を停めると涼しげに迎えてくれます。
Labels: 松虫通りの家
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