matsumushi house 09
先週の『松虫通の家』の様子を少し。
2階の棟のところにそれはそれはでっかい梁があります。
かなりでっかいです。棟上には相当苦労したそうです。
この家は『登り梁』と言って三角屋根に沿って梁が登っていて
途中に水平に通る梁がない構造になっています。その登り梁を
受けているのがこのでっかい棟の梁なのね。
そしてこの屋根の形がそのまま部屋の形に現れてくるのです。
吹き抜けのところで職人さんたちがよく話をしています。
現場で職人さんが居心地よさそうにしている場所は
建物が出来てからも居心地のよい場所になることが多いです。
ここの現場では吹き抜け周りと2階テラスに人口密度高し。
出来上がったときが楽しみだな。。
こちらはベランダからのショット。
ベランダから吹き抜け、2階テラス、そして一番向こうの部屋から
外へと1直線に4つの開口が並んでいます。
明かりや風の流れ、視線の流れや交差をこのラインで作ります。
そして1階のキッチンの吹き抜けの上にその開口が見えます。
この吹き抜けの感じ、何かに似ているな、、と思ってたんだけど、
そうだ!町屋の『おくどさん』の感じと似ている!!
台所があって上がスコンっと抜けていて、壁にポツンと窓がある。
いい空間が出来上がるといいな。。
Labels: 松虫通りの家
<< Home