Wednesday, April 29, 2009

kyoto dental 13

京都の現場・2階壁の配筋検査です。



2階は個室が多いので換気孔やら吸気孔やら空調用のスリーブやら
壁に孔を設けるカ所がたくさんあります。その孔の位置が構造の
梁に掛かると補強が必要になってくるので出来るだけ壁の位置で
抜くようにします。

それにしてもシックハウス法により換気や吸気用のスリーブが
以前より増えたので建物にベントキャップがボコボコ付く。
使用上のことも考えると吸気孔を設けるよりも吸気ガラリ付サッシュ
にした方が案外スマートなんじゃないか?と思う今日この頃。


話は配筋検査に戻りまして。。



こちらは跳ね出し部分の壁配筋です。前にブログにも載せた床と
同じような「たすきがけ」配筋が壁にも入っています。
あ、たすきじゃないか。

2階壁配筋検査での構造設計者からの指摘事項は壁に打ち込みの
CD管(電気の線が通る管)の間隔と打継ぎ部分のコンクリート処理。
これについてはSDROOMのブログにも丁寧に解説されていて
なるほどなるほど。。

ここの構造事務所は意匠事務所の「なんで?」にとても解りやすく
納得のいく回答をいつもいつもきちんと下さいまして、
「そういうもんやねん」で片付けられていた構造のナゾがスッキリと
解けることがとても多くて、ホントありがとうございます。




↑定点撮影。ついに養生幕が付きました。
完成時まで本体とは暫しのお別れ・・

Labels:

Powered by Blogger

www.studiomills.co.uk