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3月末を目処に概算見積もりを進めていた『奈良の家』。
3月11日の震災で工務店さん、お施主さんそれぞれ色んな動きがあり、
5月中旬から打ち合わせを再開していました。
そして大きくプランも変わることに。
やはり、震災を期に住宅の考え方は今までとは変わったと思います。
住まい方の本筋は変わらないけれども、インフラに対しての考え方
というか関わり方が大きく変わり、これからますます変わると思う。
積極的にそして柔軟にインフラに対応できる必要が出てきそうね。
そんなわけで、まずは大屋根の形状を変えることになりました。
これからどんな形になるかは解らないけれども、太陽光発電に対して
有利であることは必然になってくるでしょう。
そしてこれは震災前から変わらずなのだけれども空調に頼らない設計。
風通しだけれなく、多少のコストアップがあっても床下をしっかりとる、
天井裏に空気を通す、必要ヶ所に軒を設けるなどでね。
だんだんと、
バナキュラーな形が現代の姿になって再構築されていきます。
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